運賃を安くできるポイント

月極めからスポットに対応

一般的には御社の製品(商品)だけを専属で毎日輸送するという契約を運送会社と結んでいることが多いです。確かに毎日決まった量のオーダーであれば、問題ないのですが、お客様からのオーダーが「必要な時に必要な分だけ」と変わりつつある今、運賃だけが固定されているというのは非効率です。
トラックの手配が全体的な運送費を安くできるポイントです。

1台チャーターから、スペースチャーターへ

段ボール箱数個という宅配便で発送できる製品(商品)は、路線会社に、ある程度まとまった量になった時にトラック一台をチャーターしているというのが一般的です。
その時に、2t分の製品(商品)だから2t車を、4t分の製品(商品)だから4t車を手配していませんか?
トラックが小さいほど運賃が安いというイメージがあるからかもしれません。確かに専属契約ならそうかもしれませんが、スポット対応の場合、トラックをチャーターするより、トラックのスペースをチャーターするという感覚でオーダーした方がお得です。
2t分の製品(商品)を2tで運ぶのではなく、4tや10t車の「すき間」で運ぶ。
製品(商品)の重さや大きさに応じたトラックのスペースチャーターすることが運賃を安くできるポイントです!

配送先の現状を把握する

配送する製品(商品)の量が同じでも、スペースを利用するトラックの大きさによっても運賃が変わってきます。同じスペースを利用するとして、4t車で配送するのと10t車で配送するのとではどちらの運賃が安くできると思いますか?実は、10t車の方が断然お得なのです。
でも、10t車が入れる配送先ばかりではないので、事前に下調べが必要です。
配送先の状況を把握して、「10車でも配送可能なところです」とあらかじめ伝えていただくことが運賃を安くできるポイントです。

日時に幅を持たす

お客様からのオーダーで「朝一に届けるように」というご要望をよくお伺いします。しかし、実際に配達に行くと「別に何時でもよかったのに」という事が多々あります。日にちの指定でも「別に今週中でよかったのに」という事も多々あります。当然、指定がつけば運賃が割高になります。
出荷日や配達日、出荷時間などの日時に余裕を作ることが運賃を安くできるポイントです。

すきま時間を利用する

多くの配送が、夕方積み込みの翌日朝一配送です。多くのトラックは配達が終わってから夕方の積み込みまで時間が空いていて、その多くの時間は単なる移動に使っています。その時間を利用する!
つまり、『夕方積み込み→翌日配送』を『当日積み込み→そのまま当日配達』という配送に変更することが運賃を安くできるポイントです。